Dreamyとは♪

 Candyという曲をご存知だろうか?僕の好きなマンハッタン・トランスファがギターの伴奏のみで歌うジャズのスタンダード・ナンバー。この曲が醸し出す雰囲気に言い知れぬ魅力を感じて僕もこの曲のアレンジに挑戦してみたことがありました。マンハッタン・トランスファの真似は僕には出来そうもありません。そこで、僕の出来る範囲で4声ではなく2声のデュエットのアレンジだったらあのマンハッタン・トランスファが醸し出す雰囲気と同じ感じが出せかもしれないとピアノに向かって譜面を書き始めたことを覚えています。デュエットは2声しかない訳です。しかも、1声はメロディを歌う必要があるので、もう1声をいかにうまく作るかでアレンジの良し悪しが決まるといっても過言ではないでしょう。だから、ああでもないこうでもないと試行錯誤しながらやっとこさ譜面を完成させることができました。

 譜面が完成すると、実際にやってみたくなるのが人情というもの。当時、僕の歌の師匠と仰ぐ森 美紀子さんにお願いして初めてデュエットをやってみて他の人が歌う歌に合わせてハーモニーをつけることにとても気持ちよさを感じました。それも自分で考えたパートなので力のはいりかたが違います。笑)月日は流れ赤坂のPOPOという店でfukumiさんのピアノ伴奏をしたことがありました。店のオーナーのマダム・アンティック・サチさんが美紀子さんとのデュエットのことを思い出し「一緒にデュエットをやってごらんなさい」と声をかけてくれました。それでCandyを再演したんですが、僕はちょっとびっくりしました。彼女とは声の質が合うのか歌っていて今まででベストなハーモニーに思えるぐらいとてもよくハモるのです。貴重な体験だった気がします。また、暫く時は流れ、彼女と銀座パナシェで再会しました。もう一度デュエットをやってみようと意気投合し「Dreamy」という名前のデュエット・グループを作って活動しようということになりました。デュエットの場合3声、4声のコーラスと比べるとハーモニーの厚みが薄いのは否めませんが逆に小回りの効く自由なハーモニーを作り出すことができる演奏形態だともいえます。そのせいか「Dreamy」でやりたいことを思い浮かべると次から次へと色々なアイデアが湧いてきます。アイデアを実際のアレンジに反映するのはうまくいったり、いかなかったりですんなりと行きませんが末永く続けていきたいと思います。

                2004年3月11日  記:Metamorphosis-One
                2004年10月7日 追記:Metamorphosis-One


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